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2021年9月26日日曜日

日曜の午後、ヒップホップを聴く

朝、トースト、ベーコンエッグ、牛乳。

朝イチで床屋、散歩がてら歩いて行く。


お彼岸の間、彼岸花ももったねえ。

すっかり稲刈りも済みました。

昼はそば、おにぎり。曇っていて肌寒い。

川崎出身のヒップホップグループ、バッドホップの動画を見る。この前読んだ『川崎ルポ』という本の中に主要人物として彼らが出てくるのだ。貧困、差別、暴力が常態化した壮絶な環境の中から彼らの音楽は生まれた。

私は学生時代、川崎に住んでいた。私が住んでいたのは、幸区南幸町という「閑静な住宅地」で、工業地帯付近のディープなエリアには、あまり行っていない。。ただ、15分も歩けば川崎駅西口に出るし、さらに跨線橋を渡って東口に出れば、そこは川崎区だった。休日に川崎球場まで歩いた時、コリアンマーケットに迷い込んだ。裸電球に照らされた鮮やかな唐辛子の赤い色が、今も胸に残っている。

学生時代よく聴いた、ダウンタウンブギウギバンドの「住めば都」という曲がある。41年前、宇崎竜童は「やかましい町 埋め立ての町 サビ色の町 空気匂う町 たれ流しの町 大企業の町 公害認定患者あふれる町」と川崎を歌った。その頃にはまだ生まれていなかった青年たちの歌う川崎もまた、同じようなイメージで描かれる。そして宇崎がそれでも「住めば都・・・マイホームタウン」と歌ったように、その町で生まれその町で育ちその町で苦闘する彼らもまた、川崎を歌い続ける。音楽の力で過酷な環境から這い上がっていく。息子のような年代の人たちの歌に心を揺さぶられる。

川崎の工業地帯


夕食は父が買って来たとんかつと餃子でビール、酒。食後にアイリッシュウィスキー。


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