朝、パン、スパム卵炒め、紅茶。
細々したことをやり、NHK『自然百景』『小さな旅』『ディアにっぽん』を観ながら、コーヒーを淹れて飲む。『ディアにっぽん』は水俣の92歳の漁師の話。妻には水俣病で49歳の時先立たれ、自身も水俣病に苦しむ。しかし、彼はそのことについて話すのを拒む。番組後半になって、安全宣言の出ないうちに漁に出て、ヤミで魚を売ったことを告白する。賠償金の請求をしたら、チッソに勤めていた親戚から絶縁されたという話もあった。やりきれない話だが、時折挿入される水俣の海のシーンが美しい。
モーツァルトのCDを聴きながら、新聞のまとめ読み。
『力道山未亡人』読了。結婚して半年で夫を失い、莫大な負債と相続税に苦しみながら、魑魅魍魎がうごめく興行の世界を懸命に泳ぎ切る田中敬子。すごいなあ。図書館で借りなければ、まず読まなかっただろうな。やっぱり図書館はえらい。
昼食は妻が作った和風パスタ。旨し。
午後は用足しに出かける。
カスミでウィスキーを買ってくる。奮発してジェイムソンを買ったら、ミニボトルがおまけに付いてきた。ラッキー。
村社の前を通ったら、茅の輪くぐりが出ていたので、お参りをする。
そういえば、先日、「水無月祓」のお札が回ってきたなあ。今日も梅雨空、雨が降ったりやんだりだ。
妻と夕方ビール。義母からいただいた、アサヒスーパードライを飲む。旨し。
夕食は、長男の誕生祝。焼き鳥、コブサラダで酒。酒は甥からもらった純米吟醸。旨いねえ。ケーキもまた旨し。
食後にカティーサーク。
夜になって雨が強くなる。
猫は、ずーっと寝ておったよ。
少し経つが、蜃気楼龍玉が亡くなった。真打になったばかりの頃に、池袋演芸場で観た。ネタは『強情灸』。第一印象は「鯔背なあんちゃん」だった。その後、圓朝ものの怪談噺を得意にするようになる。師匠である人間国宝、五街道雲助のその部分を、しっかり受け継いだのだな。いい鉱脈を見つけたな、と思ったよ。きちんと聴かないうちに逝ってしまった。返す返すも残念だ。享年53歳か。若い、若過ぎるよ。これからが楽しみな落語家だった。
三代目蜃気楼龍玉師匠のご冥福をお祈り申し上げます。

5 件のコメント:
オイラも昨日、小旅に続いて観ていました。水俣病は過去の出来事ではないんだよね。日本は、喉元過ぎればで、遠い過去のことにするが、当事者にとっては何時までも終息しない出来事なんだと改めて感じ入りました。
昔、うちの田舎でも、鉱山から流れ出た汚染水が原因で、コメが食べられないことがあったことを思い出しました。カドミウム米と呼ばれて何年か続いてました。幸い、うちの田んぼは上流だったので、被害はなかったのですが・・・
手や足の指が変形すると言われてまあしたが、真相は分かりません。
龍玉さんは名前だけ知っててお目に掛かることのない噺家さんでしたが、
にぎわい座の雲助一門会で初めて伺いました。
もぐら泥をかなり怪談チックな演出でやっていてびっくりしましたね。
お若いのに残念です、、、。
戸田学編『六世 笑福亭松鶴はなし』という本を最近手に入れたのですが、
インタビューや座談会の再録がメインで構成されていて、鶴瓶さんが四天王の3人とロングインタビューしてるのが最高にいい内容でした。
普段あまり見せなかった米朝さんの嫌味な部分も出ていて、またいい味になって 笑
やっぱり芸人同士で話すと本音が出るんでしょうかね。
鶴瓶「五代目の辞世の句 煩悩を 振り分けにして 西の旅 」
米朝「これはうちの師匠米團治の作やねん」
鶴瓶「あ、そうですの?」
米朝「六代目の 煩悩を また振り分けて 西の旅 は和多田勝くんの作と聞いた」
鶴瓶「和多田さんですか」
言わなくてもいいのに、、、笑
先輩、コメントありがとうございます。
非常に重い内容でしたね。それだけに、水俣の海の美しさが胸に残りました。
あの辺、鉱山があったんですか? そんなことがあったこと、まったく知りませんでした。
調べたら、高取鉱山という錫などを採掘する鉱山があって、そこから排出された重金属によって河川が汚染され、1972年、玄米から高濃度のカドミウムが検出されたそうです。当時の論文が、ネットに残っていました。早速ダウンロードしたので、落ち着いて読んでみようと思います。
ゆうさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
龍玉、「もぐら泥」を怪談みたいな演出で演っていたんですか。よほど怪談志向が強くなっていたのかなあ。いい「鉱脈」だとは思います。
ネットニュースなんか見ると、酒がよくなかったみたいですね。これから、もっともっと売れただろうに、本人がいちばん悔しいと思います。
『六世 笑福亭松鶴はなし』、面白そうですね。芸人同士の対談、私好きなんですよね。芸談もいかにもプロフェッショナルな感じがして。
米朝は学者さんでもあるので、出処をはっきりさせたいんでしょうなあ。確かに、言わなくてもいいのに、と思います。それでも言ってしまうのは、「人間の業」のなせるわざ、なのでしょう。
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