さて、いよいよ「1泊3300円の宿」に着く。
新潟県燕市、公楽園。1976年(昭和51年)開業。1階はゲームセンター及びオートレストラン、2階がホテルとなっている。NHKの『72時間』やテレ朝の『ナニコレ珍百景』で紹介され、日テレの『世界の果てまでイッテQ』では、出川哲郎とデヴィ夫人が宿泊したことで、好事家(平たく言えば「もの好き」)の間で人気に火が点いた。
なかなかイカした外観でしょ? ちなみに、お向かいはラブホ。
早速、チェックイン。評判になった分、不届き者が増えたと見え、細々とした注意を受けた。料金は前払い。本当に3300円(昨年まで2900円だった)。今日は満室だという。さすが公楽園。
部屋を見ると冷蔵庫がない(それでも、浴衣、タオル、歯ブラシ、髭剃りのアメニティグッズは完備されているし、部屋はバストイレ付である)。
近くに飲み屋もなさそうだし、晩飯はスーパーで買って来よう、という話になった。
地元スーパーのマルイに買い物に行く。これも高山T君の調査済み。こんなこともあろうかと、彼はクーラーボックスも用意していた。いつもながら、その用意周到さに感服する。
「カツオの刺身が食いたいなあ」と高山T君は言ったが、置いていない。タタキはあるが、それはやめにして、刺身はアジとブリにする。カツオは太平洋の魚なんだな。ビールはヱビス、酒は地酒の朝日山純米四合瓶。枝豆豆腐に地魚寿司を購入した。
お互い部屋でシャワーを浴びて、私の部屋で宴会となる。
旨し。ヱビスビールはもちろん旨い。出色なのは朝日山純米。これ見よがしの旨さではないが、酒の肴に寄り添いながら、するすると喉をすべっていく。
きれいに食って、きれいに飲んで、お開きとする。歳を取ると、こういう見極めができる。そう考えれば、歳を取るのも悪くない。
1階のゲームセンターをちょっとだけ見て、10時過ぎにはベッドに入った。
充実の1日目が終わる。
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