朝、トースト、ウィンナーソーセージ、トマト卵炒め、紅茶。
細々したことをやって、コーヒーを淹れ、『風、薫る』総集編を観ながら飲む。
CDのデータを、せっせとSDカードに取り込む。SDカードは車で聴いている。ランダム選曲にすると、有線放送みたいで楽しい。しかも、自分の好きなアーティストの曲ばかり流れるのだから、たまらない。もっとも、自分が買ったCDが基になっているわけで、当たり前と言えば当たり前か。
早お昼にじゃじゃ麵を食べ、父とお向かいの奥さんの告別式に行く。父はよくお向かいでお茶をご馳走になっていた。ひと回り年下の奥さんの死には、少なからずショックを受けたらしい。お別れに棺の中に花を入れる。お見送りをして帰る。
この頃、やけに蠅が目立つ。土間のじゃがいもがあやしいと目をつける。調べると、一部、腐っていた。エントロピーは増大する。しょうがない。取り分けて、腐った方を棄てる。
妻と次男と、夕方ビール。
夕食は父が買ってきた刺身、冷凍たこ焼き、じゃがいもの蒸かしたの。酒はいただきものの「渡舟大吟醸」。旨いねえ。鰹の刺身はにんにくで。これまた旨し。
寝しなにジェイムソン。
前山の百合が見頃。
皇室典範改正案が可決された。
天皇は私のひとつ上。私も30過ぎまで独身だったから、親からのプレッシャーはあった。彼はその比ではなかっただろう。結婚すればしたで「お世継ぎ」を作らねばならない。うちは結婚して5年、子どもができなかった。甥の双子のどちらかを養子に、という話もあった。偶然だが、うちの長男と、天皇家の長女は同い年。やっと生まれた子が女の子だったということで、男子誕生は皇室の悲願になった。現皇后は適応障害に苦しみ、弟宮妃は高年齢出産(39歳)による男子出産を余儀なくされた。
改正案は、男系男子継承を保持する形になった。改正案に賛成する、日大名誉教授、百地章はこう言う。
男系男子による皇位継承が続く限り、養子が実現しても「男子を生まなければならない」という重圧に皇室の方々はさらされ続けるという指摘があります。それは申し訳ないことですが、皇室には「天皇に私なし」という伝統があり、国民にとっては感謝すべきこと。皇位とは公のものであって、私情はある程度抑えてでも皇位を伝えることが大事だと考えていただきたいです。(中略)
ジェンダー平等や、長子優先に転換したヨーロッパの王室の先例から、男系継承に疑問を持つ声もあります。しかし、男系の皇統を守り伝えてきた皇室とジェンダー平等は最も遠いところにあり、そうした現代的価値観だけで2千年近い歴史と伝統を変えるのは、現代人の思い上がり以外の何ものでもないと考えています。(朝日新聞より)
つまり、「皇族には人権はない」と言っているに等しい。個々の人生よりも「存在することに意味がある」ということか。私はそんな彼らを気の毒に思う。江戸時代以前の皇室の方が、貧しくはあっても自由だったのではないか。そう思うのは、不敬なことだろうか。
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