年寄りの朝は早い。高山T君と私は各々朝飯を済ませると、6時45分に散歩に出た。
まずは利根川沿いから歩き出す。
| 銚子大橋を望む。 |
| 利根川河口の方。 |
| 波崎の風力発電。 |
| 銚子漁港。 |
漁港近くの通りにスナック発見。飲みに来るとすれば、この辺りだったか。
雑居ビルがあったり、居酒屋が何軒かあったりしたが、まとまった飲み屋街というのではなかったな。
もう少し歩けばヤマサの工場があるらしい。道路案内を頼りにぶらぶらとそちらへ向かう。
| 交差点に灯台。 |
| チーバくんは横から撮らないと千葉県に見えないなあ。 |
取り上げた落語家・作家等については基本的に敬称を省略しています。
年寄りの朝は早い。高山T君と私は各々朝飯を済ませると、6時45分に散歩に出た。
まずは利根川沿いから歩き出す。
| 銚子大橋を望む。 |
| 利根川河口の方。 |
| 波崎の風力発電。 |
| 銚子漁港。 |
漁港近くの通りにスナック発見。飲みに来るとすれば、この辺りだったか。
雑居ビルがあったり、居酒屋が何軒かあったりしたが、まとまった飲み屋街というのではなかったな。
もう少し歩けばヤマサの工場があるらしい。道路案内を頼りにぶらぶらとそちらへ向かう。
| 交差点に灯台。 |
| チーバくんは横から撮らないと千葉県に見えないなあ。 |
神栖市波崎から銚子大橋を渡り、銚子に入る。
駅からのメインストリートにあるビジネスホテルにチェックイン。到着は午後5時過ぎ。絶妙の時間だな。
ひと息ついて、飲みに出る。
まずは駅前に出て、利根川沿いまで伸びるメインの通りを歩く。土曜の晩に、人通りがほとんどない。
駅前に古くからあると思われる居酒屋、すぐ近くに大手チェーンの居酒屋がある。さらに蕎麦屋が2軒。焼き鳥屋が1軒。川沿いには真新しいシャレオツな居酒屋があった。窓からのぞいてみると、若者たちでにぎわっている。
「どうする?」
「ちょっとおれたちには合わないなあ」
「向かいに町中華もあるけど」
「旅に出て、町中華もなあ」
帯に短し、たすきに長し。もう一本脇の道も歩いてみる。洋風食堂1軒に焼き鳥屋が1軒あった。
再度、駅前に立つ。大手の居酒屋チェーンは論外、ならば、というので、古くからあるらしい居酒屋に入る。
| 翌朝撮った入り口の写真。 |
どうやら、我々が最初の客のようだ。年配のご婦人が二人で切り盛りされている。
座敷に上がり、まずはサッポロ黒ラベルに中瓶を頼み、メニューを見る。品数があまり多くないな。アサリの料理を頼もうとしたが、やっていないとのこと。では、はんぺん、おっ、黒板を見るとめひかりがあるではないの、じゃ、それと一ノ蔵本醸造の燗を2合、と注文した。
ビールを飲み終えた頃に、お通し登場。
一ノ蔵は1合しかないということで、一合徳利できた。では、というので、新潟の鶴亀純米を2合追加。
そして、はんぺん到着。
「一ノ蔵旨いな」と高山T君が言う。「どこの酒だ?」
「宮城の酒だよ。旨いよな」と私。あっという間に飲んでしまうと、鶴亀登場。
「やっぱり新潟の酒も旨いなあ」と高山T君が言った。鶴亀は新潟市の酒だ。
刺身盛り合わせ、めひかりの唐揚げもきた。
刺身は、カツオ、マグロ、ブリのラインナップ。めひかりは外はさくっ、中はふっくら。これが日本酒に合わないわけがない。旨し。めひかりはマヨネーズも要らないぐらいだった。
はんぺんの時に醤油がきていたのだが、刺身でも別の醤油がきた。
「あれ、醤油きてるよ」と言うと、
「最初がヤマサで、次がヒゲタなんですよ」とおねえさんが言う。
ヤマサ、ヒゲタといえば、銚子が誇る世界的な二大醤油メーカーだ。
「片方だけではねえ。どっちの関係者がみえるか分からないし」
なるほど。土地によって、色々気を遣うんですなあ。ちょっと面白い。
鶴亀2合追加。きれいに飲んで、きれいに食って、お会計。締めて7000円ちょっと。
多少、もたもたしたところはあったが、それがかえって人間的でよかった。いい店だったよ。
駅前のファミリーソースでつまみと朝食を買い、ホテルで寝酒をやる。
味わい深い、銚子の夜だった。
今日は東日本大震災の日。あれから15年か。あの時は原発事故もあって、世界が終わるんじゃないかと思った。とりあえず、今も日常は続いている。ただ、あの時、一度私たちの世界は壊れたんだ。壊れたまま、それでも日常は続いているんだ。アメリカが世界を巻き添えにするかもしれない戦争を始めた今、私はそんなことを思っている。
高山T君念願の「東国三社コンプリート」のために、香取神宮に向かう。
祭神は経津主大神。鹿島の祭神建御雷大神とともに「国譲り神話」で活躍した神様である。明治以前、神宮を称する神社は、伊勢、鹿島、香取の三社のみだった。伊勢神宮が皇祖神を祀っているのを考えれば、いかに鹿島・香取が重く用いられているかが分かる。創建は、鹿島・香取、ともに神武元年だ。
参道の奥に総門があり、少しずれた位置に楼門、その奥に拝殿と本殿が鎮座する。表参道はほぼ90度にカーブしている。
「やっぱり普通の神社と配置が違うなあ」と高山T君が言う。
後で香取神宮のHPで確認すると、旧参道というのがあった。そして、その参道脇に拝殿・本殿が配置されている。それは鹿島神宮と同じ。それは伊勢神宮にも共通している。
拝殿は重厚な黒を基調にしている。
「楼門が赤だから、よけいに威厳を感じるよ」と高山T君が言った。
| 本殿が、また神々しい。 |
地下で鹿島神宮とつながっているという要石を拝んで、香取神宮を後にする。
高山T君のリクエストで、「水の郷さわら」に行く。昔、仕事で千葉に来た時食べた、落花生の味が忘れられないという。彼はほくほくしながら落花生を買い込んでいた。
利根川沿いを下流に向かう。途中、津宮の鳥居河岸に寄った。
祭神の経津主大神が上陸した場所とされている。今年は午年、式年幸神祭が行われる。ここから神輿を乗せた御座船が利根川を遡り鹿島に向かう。
小見川で利根川を渡り、再び茨城県へ。神栖市の息栖神社に行く。
これで、めでたく高山T君は東国三社をコンプリートした。
息栖神社。祭神は久斗那神。鹿島・香取の大神に従って東国に来たと思われる。創祀は応神天皇の御代とされる。
鹿島・香取の二大スターに比べると幾分地味だ。社殿は火事で焼け、昭和30年代に建て直されたもの。
私のイチ押しは一の鳥居。
常陸利根川沿いに立ち、鹿島神宮の南の一の鳥居を兼ねている。
| 常陸利根川。正面にはかすかに筑波山が見える。 |
近年、東国三社参りがブームになり、ここ息栖神社も参拝客が増えた。社務所が新築され、御朱印も常時対応できるようになったようだ。一の鳥居の前には、2025年に「神栖にぎわいテラス」がオープン。特産品市場やカフェ、食堂などが入っており、一の鳥居、常陸利根川の絶景を望む眺望テラスもある。観光の拠点として大いに期待したい。
気がつけば16時を大分過ぎている。そろそろ銚子に向かわねばならぬ。
高山T君が茨城にやって来た。昨年2月、「鮟鱇鍋ツアー第二弾」の際、鹿島神宮にお参りしたのだが、彼が「東国三社をコンプリートしたい」と言ってきたのだ。
ざっくりと、香取市佐原の街並みを見て、香取神宮、息栖神社をお参りし、銚子に泊まるというプランを立てた。高山T君も、もろ手を挙げて賛同してくれた。
土曜日の11時ちょっと前、我が家に到着。すぐ荷物を私の車に積み替えて、出発。
まず、沖洲の霞ケ浦に出る。ここは砂浜が復元されている。
私が子どもの頃の霞ケ浦がここにあるのよ。
霞ケ浦東岸を南下する。霞ケ浦の南端から稲敷市に入る。高山T君念願のあらいやオートコーナーに寄ってみた。
ファンが多い。次々とお客がやって来る。紙幣、500円玉は使用不可。小銭の持ち合わせもないので、弁当の購入はせず、佐原に向かう。
昼少し前、佐原に入る。町中の駐車場はほぼ満車。駅近くの市営駐車場に車を止め、歩いて市街に向かう。
さすが小江戸、見事な町並み。高山T君も感動の面持ちで、カメラを向ける。
そろそろ昼食にしたい。小野川沿いをぶらぶらしていると、居酒屋さんのランチを見つけた。
東国三社は次回と致します。
今回は、利根川沿いを走ることが多かった。で、こういうタイトルにしました。
今日はひな祭り。
桃の節句だが、外は冷たい雨。朝から気温が上がらず、寒い一日だった。
何となく気が重いのは、天気のせいばかりではない。アメリカが始めた戦争のせいでもある。
核開発をやめさせるための交渉中に、いきなり武力攻撃を仕掛け、その国の最高指導者を殺害する。最高指導者のみならず、娘、幼い孫まで犠牲になった。学校も爆撃され、多くの子どもが殺されたという。
とんでもないことをしてくれたな。
「日本も核を持つべきだ」という意見がある(自称愛国者に多いが)。言ってみれば、その我が国の核開発を中国だかロシアだかに批判され、その交渉中にいきなり皇居か首相官邸を爆撃されたようなものではないか。
あの大統領のせいで、どれだけ世界が振り回され、どれだけ世界が壊れるんだろう。
私は無力だが、怒っている。
朝、ピザトースト、紅茶。
コーヒーを淹れて、NHK『小さな旅』『ディアにっぽん』を観ながら飲む。
妻と息子たちはイーアスつくばに行った。
私は神崎町での落語会に出演する。
高座を作り、お昼に道の駅で買ってきた、焼きそばとおにぎりを食べる。
開演までその辺を歩く。
よく晴れて暖かい。
13時30分開演。私はトリで『猫の災難』を演る。高座で気持ちよく酔えた。お客様にも喜んでただけたようだ。
15時30分終了。片付け。16時過ぎ、解散。
そのまま帰って地区の会議に出る。
18時30分過ぎ、帰宅。
夕食は、唐揚げ、刺身、コブサラダでビール、酒。ビールは私の好きなハートランドビール、酒は、父が甥からもらった純米大吟醸「杜の蔵」。
旨いねえ。食後はケーキ。
昼間はお仲間に、夜は家族に祝ってもらう。うれしい。この世に生まれてきて、よかったんだろうな、きっと。
寝しなに、妻からのプレゼント、ボウモアを飲む。久し振り。ラベルが変わったな。やっぱ、旨いなー。
いい休みだったな。天気もよかったし、いい酒飲めたし。
でもさ、アメリカがイラン攻撃を始めたんだよな。かの国の大統領はノーベル平和賞にご執心だったらしいが、盗人猛々しいとはこういうことではないだろうか。