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2023年11月28日火曜日

上野の藪

先日のアメ横飲みのシメは藪そば。この辺りでは、池之端が有名だが、この上野もなかなかのもの。上野の方がやや気軽に入れるかな。

父は上野が好きなようだ。以前は東京に来た時は、決まってここでせいろをたぐったという。

今回も、せいろを食す。


一人前900円ほど。量も値段も良心的。


美しいねえ。私の従兄は、ここで蕎麦打ちを習った。毎年、年越しにもらうが、これが玄人はだしなのである。

いやあ旨いなあ。腰、喉越し、香り、きりっとしたつゆ、素晴らしい。老舗の味を堪能する。


 銅の蕎麦湯入れ。趣があるねえ。


あっという間に食べちゃった。美味しゅうございました。

この佇まいもいいねえ。


2023年11月27日月曜日

アメ横、浜ちゃん

この前、アメ横に飲みに行った時のもの。

「海鮮浜ちゃん」。何軒かあったけど、ここは路地をちょっと入った所にある。

下は満席だったけど、二階は静かでよかったな。

吉乃川純米。

お勧め品の馬刺し。もう少し量があってもよかったな。

生牡蠣。旨かったよ。こういうのは酒がないとな。

牛もつ煮込み。

やっぱり、鰹の刺身は外せない。

吉乃川の後は燗酒を飲んだ。ここは徳利じゃなくて、アルマイトの急須で出てきた。面白いと思ったけど、写真を撮るの忘れちゃったな。

2023年11月25日土曜日

クルマドの風景、夕景の筑波山

朝、御飯、味噌汁、ウィンナーソーセージ、スクランブルエッグ、納豆。

美浦村に向かう。クルマドの風景を撮りながら行く。




 11時ちょっと前に到着。今日はみほ落語会。いつも通り、さささっと準備をする。

昼はヨークベニマルで稲荷寿司と海苔巻きの弁当を買って来て食べる。

13時開演。私はトリで『居酒屋』を演る。楽しくできた。

15時半終演。16時解散。

17時過ぎ帰宅。妻と夕方ビール。

夕食は鮭のちゃんちゃん焼きで燗酒。旨し。食後に妻と赤ワイン。

寝しなにジョニーウォーカー赤ラベル。


よく晴れて、空気が澄んで、きりっと寒くて、いい日だったな。

お仲間が、夕方の筑波山を撮っていた。今日はこの筑波山を見ながら帰ったのだ。



2023年11月23日木曜日

勤労感謝の日

朝、御飯、味噌汁、ポテト、納豆。

今日は皆、お休み。一日のんびりしようねえ、と妻と話していると、1階の天井から水がぽたぽた落ちていることに気づく。あわてて2階に上がって確かめてみると、どうやら洗面台がいかれてしまったらしい。30年ものだからな、しょうがないな。早速、業者さんに予約を入れる。

ご近所さんが来訪。常会の打ち合わせ。昼までかかる。

昼はレトルトのカレーとナン。カレーは、キーマ、バターチキン、ビーフの3種。うちではこういうカレーパーティーをたまにやる。色々な味が楽しめていい。旨し。

午後、業者さんに洗面台を見てもらう。ああ、また出費が・・・。

おやつにチャイでカステラ。皆で「世界の果てまでイッテQ」の録画を見る。

妻と夕方ビール。妹が還暦記念にネストビールを作ったのをもらったのだ。旨いねえ。


夕方にはよく晴れた。朝は雨が降っていたんだよな。夏日になった所もあった。変な気候が続く。


夕食は伯母からいただいた鰻で鰻丼にする。燗酒を飲む。これまた旨し。食後に妻と赤ワイン。


石川県知事が国会議員時代、東京オリンピック誘致運動で、官房機密費を使ってIOC委員にアルバムを作って贈ったという発言をした。もちろん、とんでもない問題発言で、翌日に彼は発言を撤回する。しかし、自分の体験談、しかも当時のブログにもしっかり書かれていたことを撤回するというのもあり得ない話で、彼は何を聞かれても「発言は撤回した」「五輪については発言しない」としか答えなくなっている。

彼はうちの大学の国文学科の1年下で、落研の後輩は君付けで呼んでいた。卒業後は地元石川で高校教師になり、その後プロレスラーとなった。彼は大学時代レスリングでオリンピックにも出場した名選手だったのだ。そして国会議員となり文部科学大臣にもなった。元教員の文科相って、江川達也のマンガ「BE FREE!」かよ、とツッコミをいれたくなったな。でも、たいしたもんだ、と思っていたし、頑張れよとも思っていたさ。

だけど、馳くん、今回はいただけない。君はそんなふうになるために頑張ってきたのか。悲しいよ。


今日は大阪の方で公務員がただ働きさせられたという。勤労感謝の日だってのも泣かせるよな。

 

2023年11月19日日曜日

土日の日記



昨日の日記。

朝、御飯、味噌汁、ハム、海苔の佃煮、なめたけ。

朝イチで床屋。散歩がてら歩いて行く。

帰って、ごろごろしながら、テープで古今亭志ん橋の『居酒屋』を聴く。

志ん橋もとうとう故人になった。学生の頃は二つ目で志ん太を名乗っていた。若いうちから老け顔で、師匠志ん朝と地方へ行くと、志ん太の方が師匠に間違えられたという。

『居酒屋』はニンに合っていてよかった。だみ声が、三代目三遊亭金馬を彷彿とさせた。あの有名な「できますものは、つゆ・柱・鱈昆布・鮟鱇のようなもの・・・」の言い立てはなかった。「君が代」を歌うのは面白かったなあ。

噺家らしい噺家が逝ってしまった。学生の頃、若手だった人たちの訃報に接すると、本当に寂しい。志ん橋師匠のご冥福を祈る。

今日は全国的に荒れ模様の天気だったが、この辺だけはそうでもなかったみたい。時折は晴れ間も見えた。ただ夕方は曇って寒かった。

夕食はおでんで酒。やっぱり、おでんは体が温まるなあ。

ウィスキーを飲みながら、テレビでやっていた『翔んで埼玉』を見る。面白かったけど、ほぼ10分ごとにCMが入るのは勘弁してほしい。

映画の中で、埼玉と千葉の決戦地となる橋は、高浜の愛郷橋の仮橋でロケが行われた。設定は埼玉と千葉の県境、流山付近とのことだが、画面には筑波山がしっかり映っていた。


今日の日記。

朝、御飯、味噌汁、チキンナゲット、スクランブルエッグ。遅ればせながら今年の新米を食べる。塩辛がぴしゃりと合う。

妻子と土浦イオン。妹に孫が生まれたので、お祝いを買う。

昼はフードコートでケンタッキー・フライド・チキン。

帰って本を読む。長男から借りた『十三階段』(高野和明)。読了。死刑囚の冤罪を晴らすべく、元刑務官と元受刑囚がタッグを組む。ほとんど一気読み。江戸川乱歩賞受賞作。死刑制度に対する割り切れぬ思い、死刑を執行する刑務官の苦悩、重厚な内容、抑制の利いた文章、それでいて息もつかせぬ面白さ。上手いねえ。ちょっと詰め込み過ぎのきらいはあるけど。

妻と夕方ビール。エビスビールは旨い。

夕食はおでん、ポテトサラダで酒。二日目のおでんは旨い。食後に妻と赤ワイン。


昨日撮ったススキ。


2023年11月15日水曜日

下妻を歩く

今日は平日の休み。

妻はお出かけ。私は次男を学校へ送る。

ついでに下妻に向かう。下妻といえば「下妻物語」。しかし、私は本も読んでいないし映画も見ていない。

戦国時代は多賀谷氏の居城があった。一時は20万石の勢力を誇ったが、関ヶ原の戦いでの行動が家康の不興を買い、6万石に改易され、やがて佐竹とともに秋田へ移封となった。

1606年(慶長11年)、家康の十一男、松平鶴千代が下妻藩主となる。3年後、鶴千代は、水戸に移され、徳川頼房となった。こうして水戸藩は徳川御三家の一角を占めるようになる。

一方、下妻藩は何度か藩主が交代した後、幕府領となっていた。1712年(正徳2年)、井上正長が1万石で藩主に着任。このまま明治維新まで井上氏の治世が続いた。

1864年(元治元年)7月7日、下妻郊外の高道祖(たかさい)で天狗党と諸生党・幕府追討軍との戦闘があった。天狗党が敗れ、筑波山に退却したが、翌8日、飯田軍蔵の先導で、追討軍の宿舎、多寶院に夜襲をかける。不意をつかれた追討軍は大敗した。

下妻藩士は町の防衛のために天狗党と戦い、4名が討ち死に。幕府軍に助力を乞うたが、彼らは下妻藩を見捨て江戸へ帰還した。残された藩士は陣屋を焼き払い、藩主のいる江戸へ向かった。下妻には小藩の悲哀があふれている。

市街を歩くのは初めてだ。駐車場を探したが、どこも月極、ふらっと訪れた者が利用できる所は見当たらなかった。駅前に有料駐車場を見つけたが、常総線利用者しか使えないという。

とりあえず昼飯にしようと町中華の駐車場に車を止めて、暖簾をくぐる。


チャーハン、750円。長年愛された味。

なかなかしぶい店構え。いいねえ。


とはいえ、ここに長く止めるわけにはいかない。街中をぐるぐる車で回りながら、路肩に止めて写真を撮る。路肩が広いのが、不幸中の幸いだった。






交差点の所に空地があるのに気づき、車を乗り入れてみる。そこには、こんな石碑があった。


ここが下妻発祥の地とのこと。明治初年には近隣の神社を合祀した五所神社があったという。どうやら私有地ではない様子。短時間だけ駐車させてもらうことにする。

いよいよ街歩き。やっぱり街は歩くに限る。








井戸ポンプもありました。




こちらのお店は薬局と銃砲店の二刀流。

銃砲店を見るのは初めてだなあ。


歩いていたら商店街の駐車場を見つけた。気持ちに余裕がないと色々見落とすんだね。

まだまだ歩きたかったけど、帰宅時間が気になる。この辺にして、車で駅に向かい、常総線下妻駅を撮る。


最後のシメは下妻神社。



15世紀後半、下妻城主多賀谷家植が牛頭天王を勧請して建立したという。牛頭天王というからには、祭神は須佐之男命なのだろう。


でも、この像は「大きな袋を肩にかけ」ているところを見ると、大国主命みたい。まあ娘婿だし、問題ないか。

境内には大欅がある。推定樹齢500年。見事なもんだ。




筑波山に向かって帰る。




2023年11月12日日曜日

川崎に行く

昨日の日記。

朝、御飯、味噌汁、ポテト、塩辛。

地区のコミュニティのイベント。運営を手伝う。

11時過ぎ帰る。昼はカップラーメン。

地区の会計の整理をする。

テレビでNHK新人落語コンクールを観る。桂慶治朗が優勝。この人と春風亭昇羊が上手かったな。

夕食はクリームシチュー、クリームコロッケ、カマンベールチーズで赤ワイン。

食後に妻と赤ワイン。

寝しなに竹鶴。


今日の日記。

朝、御飯、クリームシチュー。

父と一緒に川崎のいとこの家に行く。伯母にあたる人が嫁いだ所である。

小さい頃は伯母に連れられてよく泊まりに行った。多摩川園とか横浜とか野毛山動物園とかに連れて行ってもらった。私にとって憧れの都会が川崎だった。

大学の時も、いとこの洋裁の先生の経営するアパートを紹介してもらって住んだ。一駅しか離れていなかったので、よく晩御飯を食べに行った。本当にお世話になったのだ。

常磐線、東京品川ラインで品川まで行き、京浜急行に乗り換える。便利になったねえ。

近所の様子は大分変っていた。マンションが随分増えた。


この一角は、この店ぐらいしか残っていなかった。

伯父と伯母の墓参りに行く。


お寺の裏のマンションの向こうは多摩川の土手らしい。その向こうの川原が、中学生がいじめで殺された事件の現場だという。

お昼を御馳走になりながら昔話に花が咲く。ビールや焼酎を飲んで、父もご機嫌だ。

2時半頃に辞去して電車で御徒町へ。父、念願のアメ横を歩く。



父は中古レコードを大人買いした。


居酒屋で飲んで、上野の藪でせいろでシメて帰る。




早速、父は鶴田浩二のレコードをまあまあの音量でかけていたよ。