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2011年12月10日土曜日

Iさんを囲む会


先日、「Iさんを囲む会」というのに行ってきた。
Iさんは長野県の生まれ。東京の大学で社会教育に関心を持たれ、合併前のうちの村役場に就職。長いこと社会教育主事を務めていた。その後、村の総合文化センターの設立に尽力され、定年までの5年間は文化センターの館長となられた。村史の編纂や村内の野仏に関する本をまとめるなど、多方面に活躍されている。
この度、50年振りに故郷長野県へお戻りになるという。そこで、この会が開かれることとなったわけである。
私は高校の頃、高校生会活動をしており、当時社会教育主事をされていたIさんに大変お世話になった。この会は、同じ高校生会仲間の盟友S君から誘って貰った。
質疑応答を入れて2時間45分。熱心にこの地区のことを語ってくださった。
戦後からの青年団活動等の社会教育活動の流れ。総合文化センター設立の経緯。センターや地区の活動の今後のあり方。役場の職員から紹介されたIさんのエピソード。どれもIさんの誠実な人柄がにじみ出ていた。集まった人たちのIさんに対する敬愛の情も感じられた。いい会だったな。
帰り際、ちょっとIさんと話ができた。Iさんの方から「久し振りだなあ」と声を掛けてくださった。ちゃんと話をするのは、30年振りぐらい。覚えていてくださったんだ。
Iさん長い間ありがとうございました。
S君、誘ってくれてありがとう。いい機会を貰えた。そうだよな、自分が生活している土地、直接関わることのできる人との繋がりを大切にしなきゃな。それを再認識できたよ。

写真はこの間蕎麦打ちをした古民家。これもIさんが関わった仕事の一つだ。

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