先日、家族で宴会をした中華屋。開店したのは、私が中学生の頃だった。昔は、役場の下、今の郵便局の駐車場の辺りにあった。
その頃、私は夜になると、高校受験のための勉強をしに行っていた。当時、私は数学が壊滅的にできなかった。 住職が理数系が得意だというので、教えてもらいに行ったのだ。
本堂で机を寄せ合い、2、3人の子どもが勉強をしていた。文字通り、私たちは寺子屋の子どもだったのである。
住職は、まだなったばかりの若者で、卒塔婆の字を書くために、私たちと同じ書道塾に通っていた。私たちは友だちのように、彼を「けんちゃん」と呼んでいた(彼はその後、議員になって偉くなり、気軽にそんなふううに呼べなくなった)。
冬の寒い夜、その「けんちゃん」が、この店にラーメンを食べに連れて行ってくれた。カウンターですする醤油ラーメンは、舌が痺れるほど旨かった。
この店は繁盛し、今の所に移転した。マスターは日本料理店で修業した人で、ここで出す刺身は絶品だった。宴会も頻繁に行われ、店内はいつも満席だった。
うちも、お客が来たときは出前を取ったり、何かあると店に食べに行ったりしたものだった。
ちょっと間が空いたが、それでも、いつもの雰囲気。居心地がいい。
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| まずは生ビール。この後、私は日本酒の冷やにした。 |
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| 餃子と鶏の唐揚げ。 |
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| これは外せない、レバニラ炒め。 |
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| ビールや酒のアテにもいい、固焼きそば。 |
写真には撮っていなかったが、チャーハンも食べた。それに父はシメに味噌ラーメンを食べたのだから、元気だねえ。旨いから食っちゃうんだな。
開店から50年を超えたか。マスターも歳をとって随分腰が曲がったが、それでも元気に鍋をふるっている。昔はおかみさんと二人で切り盛りしていたが、この日は4人体制。まだまだファンは多い。また来よう。
市街地にあるわけではないので、町中華とは言い難い。誇りをもって「村中華」と呼ぼう。
村中華で飲(や)ろうぜ。




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