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2026年10月24日土曜日

十三夜、みほ落語会、そして村上龍の訃報

朝、栗御飯と赤飯のハーフ&ハーフ、けんちん汁、さんまの竜田揚げ、ウィンナーソーセージ。昨夜は十三夜。飲み会だったので、お月見のご馳走を、今朝、いただく。旨し。

細々したことをやり、コーヒーを淹れ、『ブロッサム』の総集編を観ながら飲む。

妻は仕事に行った。私はみほ落語会。朝から雨。クルマドの風景を撮りながら行く。

11時30分、到着。高座を作る。

昼は、ヨークベニマルの稲荷寿司と海苔巻きの弁当。

13時開演。15時終演。私はトリで『棒鱈』を演る。半分ぐらい初めてのお客様。喜んでいただけたようだ。片付けをして、15時40分頃、解散。

夕食は鶏白湯鍋、さつま揚げでビール、燗酒。旨し。食後に妻と白ワイン。

寝しなにアイリッシュウィスキー。


村上龍の訃報を知る。

大学受験で川崎の親戚の家に泊っている時、八丁畷駅前の永島書店で『限りなく透明に近いブルー』を買った。夢中で読んだ。その時の入試が1勝4敗に終わったのも、そのせいかもしれないし、そうでないかもしれない。

眩しいほどの過激さ、疾走する文体。魅了されたよ。『海の向こうで戦争が始まる』『コインロッカーベイビーズ』『悲しき熱帯』と立て続けに読み、『テニスボーイの憂鬱』『だいじょうぶマイ・フレンド』も読んだ。この辺りは文庫本だったな。

『走れ!タカハシ』『愛と幻想のファシズム』『69』『ラッフルズホテル』『トパーズ』『イビサ』『ラブ&ポップ』『村上龍料理小説集』『すべての男は消耗品である』『コックサッカーブルース』『超電導ナイトクラブ』は、ハードカバーの単行本で買った。つまり、この頃の村上龍は、私にとって同時代を伴走する作家だった。

1990年代の村上龍は凄かった。いいものを着て、旨いものを食い、いい女を抱く、そして、反省などしない。世俗的な快楽に身を委ねながら、その中での寂寥、孤独、虚無などがきちんと描かれていたと思う。

村上春樹との共著『ウォーク・ドント・ラン』は20代後半から30代にかけて、私のバイブルだった。やがて、私は春樹の静かさ、弱さに惹かれ、龍の激しさ、強さから遠ざかって行った。村上龍にビジネス臭を感じたのも、その要因になったかもしれない。

物置から『走れ!タカハシ』を持ってきて読む。青春小説だな。セックスで頭をぱんぱんに膨らませた10代男子たちのお話。ちょいちょい小ネタで笑わせてくれる。この向こうに『69』があるのかもしれない。面白い。

SNSでは、彼に対する熱いメッセージが、次々とアップされている。私にとっても大切な作家だ。ご冥福を祈りたい。

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