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2009年5月29日金曜日

サンキュー・ベイベー

TVブロスの『忌野清志郎・追悼特集号』を読む。
皆、清志郎が好きだったんだなあ。ほんとそう思う。
私は、それ程熱心なファンではなかったけど、でも、『初期のRCサクセション』、『ラプソディー』、『カバーズ』、『タイマーズ』、『冬の十字架』など要所要所のアルバムはちゃんと聴いている。それくらい無視できない存在だった。
声が圧倒的にいい。心にまっすぐ突き刺さってくる。(もし、後継者がいるとすれば、甲本ヒロトなのではないかと私は思う。)
何年か前、水戸のライブハウスで清志郎を観た。彼は放送禁止となった『君が代』を「こけの~む~す~ま~で~」と歌いながら、ムースを頭に塗りたくっていた。都会人のシャイであるが故に、ふざけてしまう様が、何とも格好良かった。観ておいてよかった。本当にそう思う。
そうなのだ。清志郎はシャイだが、言うべきことはきちんと言ってきた。たとえ、それが業界内でタブーとされていることでもだ。それがこの上もなく格好いい。
清志郎のメッセージは、いつでもシンプルでまっすぐに心に届く。
清志郎、大丈夫、僕たちはちゃんと愛し合っている。だから、君もそこからちゃんと見ていてくれ。
清志郎、ありがとう。

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