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2017年11月14日火曜日

晩秋の鹿島神宮


先日、仕事で鹿嶋に泊まる。
朝食を摂り、チェックアウトを済ませ、鹿島神宮にお参りに行く。これが朝の8時。時間もあったので、ゆっくりと見て歩いた。

鹿島神宮、常陸の国の一之宮である。
神武天皇元年創建というから、日本の歴史の始まりと共にできたということになる。祭神は日本建国並びに武道の神、武甕槌大神。
昔、三笑亭夢楽師匠に、「中身を見たいから、お守り買ってきてよ」と言われたことがある。


楼門は日本三大楼門のひとつ。
初代水戸藩主徳川頼房が奉納した。

お巫女さんが売店の準備をしています。

社殿は徳川幕府二代将軍秀忠の寄進による。
重要文化財。



奥参道を進む。
境内は東京ドーム15個分にも及ぶ。

鹿苑。
上方に奈良が舞台の『鹿政談』という落語がありますな。

奥宮。厳粛な雰囲気がいい。
建物は徳川家康が関ヶ原の戦いの戦勝御礼に本宮として奉納。
14年後に秀忠が新しく社殿を寄進したのに伴い、この場所に移築された。

要石。地震を起こす大鯰の頭を抑えているという伝説がある。
徳川光圀が7日7晩掘らせたが、掘り出せず、怪我人が続出して断念したという。
屈指のパワースポットである。

御手洗の池。
ここでは年始に寒禊が行われる。毎年200人も参加するらしい。

1日40万リットルの湧水があるという。

この辺りに、江戸時代まで御手洗涼泉寺というお寺があった。
このお地蔵様はその時代のものかしら。

紅葉が始まった。

奥宮の向かいの茶店で、甘酒を飲む。300円也。


何だかんだで1時間半ぐらいぶらぶらしていたよ。
楼門を出ると、菊祭りをやっていました。立冬は過ぎたけど、晩秋の佇まいですなあ。



最後に、前日に行った、鰐川に立つ一の鳥居。神々しいでしょ。




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