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2018年9月21日金曜日

秋刀魚が好き

私はもともと鯵や鯖などの青魚が好きなのだが、この季節だと、何といっても秋刀魚にとどめを刺しますな。
この頃は刺身も普通になったが、やっぱり塩焼きがいい。秋刀魚の場合、焼いたほうが旨味が増すような気がするのだ。
落語では十代目金原亭馬生の「目黒の秋刀魚」が食欲をそそる。あの、目黒で殿様が秋刀魚をつつく場面はいい。馬生というと、いぶし銀の渋い芸という印象が強いが、漫画的な描写も得意。大笑いしながら思わず生唾を飲み込んでしまう。
さて、この秋刀魚の塩焼きには、もちろん炊き立ての御飯なんだろうが、私としては燗酒もたまらんなあ。ビールや焼酎なんかより日本酒、それも冷より燗だな。
焼きたての秋刀魚に箸を入れ、まずは、はらわたからいく。しっとりとした食感、ほんのりとした苦みが酒に合う。小骨はそのまま食べちゃう。
薬味は大根おろしもいいし、生姜もいい。脂ののった肉に絡めてつまむと、これまた酒が進む。秋刀魚一尾で、酒二合いけるな。
週一でもいいいのだが、近年不漁のためか値段が高くなり、食卓に上る頻度もめっきり減ってしまったのが残念だよ。

新婚当時の食卓であります。

それにしても、狭量で猜疑心の強いリーダーを持つと、下々は大変ですなあ。

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