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2024年1月11日木曜日

高山T君に会いに行く⑧ 一宮市街を歩く

真清田神社にお参りし、いよいよ一宮の街を歩く。

真清田神社の鳥居正面から道を渡って真っ直ぐ行くとアーケードが続く商店街がある。

多治見よりもきれいで大きい。写欲がそそられなかったんだろうな、アーケード全景を写した写真はない。それよりもシブい建物に夢中になっていたようだ。

さすが尾張地方の中核市、繊維産業の一大中心地だ。見応えのある街並みである。

T君イチオシ、真清田神社脇のウバ車(乳母車?)店。独特のフォント。


アーケードは建物が目立たなくなるんだよなあ。

その中で見事な存在感を放つこの一店。

80'sのお店。

アーケードが終わると一宮の象徴、ルボテンサンがある。
かつてはファッションビルとして栄えていたという。

お向かいのビルも味があるねえ。

1階はこんな感じ。

呉服屋さんの店構えはいい。

この並びもシブい。

こういう所で一杯やるのもいいね。


見事な配色。

マル秘、スッポンラーメンですぞ。



伊藤ウバ車店、別角度から。

真清田神社脇。かつては全部お店が入っていたんだろう。

1時間余りほっつき歩く。少々疲れた。

喫茶店でコーヒーでも飲んで締めよう、ということでT君推しの喫茶店に向かう。

車で10分ほどの所にあるアリス・カフェ・アンド・バー。


この店は、何と夜9時までモーニングサービスをやっているという。それを「モーニング」と呼んでいいかは意見が分かれるところだろうけれど。

そのせいか、客は多い。ちょっとだけ並ぶ。だけど、こちとら、昼にスパゲティーナポリタンと飯を食っているのである。まだ腹は減っていない。それでもT君はホットドッグを食うという。健啖家だなあ。私は弱気にチョコレートケーキをオーダー。

これで500円でお釣りがくる。本場のモーニングはすごいねえ。

店を出ると向かいに猿田彦神社があった。


ちょうど庚申の日に当たっており、氏子さんたちが集まっていた。

今はコロナの騒ぎで中断しているが、うちの方でも庚申講があり、その日は当番の家に集まって、猿田彦の神の掛け軸の前で飲み食いをしていた。

さて、楽しかった旅もそろそろ終わり。T君に名鉄一宮駅まで送ってもらう。駅前のロータリーで車を降りる。降り際に岐阜県の銘酒「三千盛」他の入った紙袋をくれた。

「電車の中で飲めるように紙コップをつけておいたよ」

おお、ありがとう。また会おう。元気でいてくれ。

T君の車を見送って、切符売り場へ向かう。


名鉄百貨店一宮店は閉店か。ちょっとばかり哀愁を感じる旅の終わりだった。

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